共通納税とは

共通納税とは、自宅やオフィスから、地方税の納付手続きを電子的に行うことです。共通納税は、全ての地方公共団体へ一括して電子納付(※)することができます。

  • 電子納付とは、納税者がインターネット等を利用して国や地方公共団体へ税金を電子的に納付する仕組みです。

ダイレクト納付、インターネットバンキング、クレジットカードによる納付では、領収証書が発行されず、画面上で納付済みの確認を行います。

ダイレクト納付、インターネットバンキング、ATMによる納付では、金融機関ごとに利用可能な収納方法が異なります。

領収証書が必要な方は、従来どおり、窓口に納付書を持参して納付を行ってください。

対応金融機関と対応している収納方法については、「共通納税対応金融機関」をご確認ください。

個人住民税(特別徴収)について、地方税共通納税システムを利用して納付する流れをフローチャート形式でご確認いただけます。「個人住民税(特別徴収)の納付フロー

支払方法拡充・地方税お支払サイトについて

令和5年4月から共通納税の支払方法が増え、パソコンやスマートフォンから地方税の納付ができる地方税お支払サイトも追加されます。詳しくは動画をご確認ください。

  • 地方税共通納税システム(支払方法の拡充)

  • 地方税お支払サイト

共通納税のメリット

共通納税の手数料

共通納税において、利用者がeLTAXからダイレクト納付、インターネットバンキング、ATM、クレジットカードにより納付手続きを行うと、金融機関が利用者の方の預貯金を地方税に振り替えることになります。
インターネットバンキング、ATM等の利用に当たっては、手数料が必要となる場合もあるため、あらかじめ利用する金融機関にご確認ください。
クレジットカードの利用においては、納付額に応じて「F-REGI 公金支払い」サイトのシステム利用料がかかります。
ダイレクト納付の利用においては、振替のための手数料は必要ありません。

納付の手続き

共通納税は、税目や税金の種類により納付手続きの方法が異なります。
ここでは、それぞれの方法で利用可能な手続きを紹介します。

電子申告データ・特徴税額通知と連動し納付する方法

電子申告した申告データをもとに、納付手続きを行う方法です。提出済みの申告データを選択することで、その申告内容に応じた税金を納付することができます。また、必要に応じて延滞金、加算金などを納付することもできます。電子申告データと連動し納付する税目(延滞金など含む。)は、次のとおりです。

  • 法人都道府県民税
  • 法人事業税
  • 特別法人事業税(地方法人特別税)
  • 法人市町村民税
  • 事業所税
  • 個人住民税
    (退職所得に係る納入申告・給与特徴で税額通知が電子的に送付されている場合)
  • 都道府県民税(利子割・配当割・株式等譲渡所得割)

納付金額等を入力(またはデータ取込)し納付する方法

納付先団体、税目、納付額などの情報を新規入力して納付手続きを行う方法です。納税者が納付金額を直接入力し納付する税目は次のとおりです。

  • 個人住民税(給与特徴で税額通知が電子的に送付されていない場合)※延滞金など含む。
  • 法人都道府県民税の見込納付 及び みなし納付
  • 法人事業税の見込納付 及び みなし納付
  • 特別法人事業税(地方法人特別税)の見込納付 及び みなし納付
  • 法人市町村民税の見込納付 及び みなし納付
  • 更正・決定に関する納付

操作の流れについては、「納付の手順」をご確認ください。

まとめ納付について(申告データをもとに納付手続きを行う)

まとめ納付とは、一税目を複数の地方公共団体へ一括で納付することであり、地方税共通納税システムではまとめ納付することが可能です。

  1. Step1納税メニューを開く
    納税メニュー画面
    納税メニュー画面で「電子申告連動」ボタンをクリックします。
  2. Step2納付を行いたい申告情報を選択
    納付対象申告一覧画面
    納付対象申告一覧画面で、納付を行いたい申告情報を選択します。
    ※同一手続、かつ同一の事業年度・期別等の申告についてまとめて納税できます。
    ※電子申告データ等との連動を2回行った場合、1回目の申告は対象外となります。
  3. Step3納付を行う明細を確認
    納付・納入金額一覧
    納付・納入金額一覧で、まとめて納付を行う明細を確認します 。
    ※それぞれの明細を選択して修正・削除を行うこともできます 。
    ※納付情報発行依頼を複数送付する場合は、「まとめ納付見出し」に目印となる情報を設定すると便利です。
  4. Step4納付情報発行依頼を行う
    納付・納入金額確認画面
    納付・納入金額確認画面で金額等を確認し、納付情報発行依頼を行います。
  5. Step5納付情報出力結果確認・実行
    納付情報一覧画面
    納付情報発行後、納付状況が「納付可」となったら、納付情報一覧画面より該当の納付情報を選択し、納付を行います。

サービス時間

情報リンク方式、ダイレクト方式、オンライン方式については、「用語集」をご覧ください。

共通納税の利用時間は、下記のサービス時間内でかつご利用の金融機関のシステム(ATM等やインターネットバンキング)が稼働している時間となります。

情報リンク方式・ダイレクト方式・クレジットカードによる電子納付のサービス時間

通常期(祝日など及び12月29日~1月3日を除く。)

月曜日~金曜日
(祝日及び12月29日~1月3日を除く。)
8:30-24:00
毎月の最終土曜日及び翌日の日曜日 8:30-24:00

繁忙期(1月15日~3月15日)

全日(土日祝日等を含む。) 8:30-24:00
1/15~1/31のみ 0:00-24:00

eLTAXによる電子申告やPCdeskの利用時間についても同様です。

オンライン方式(ATM・インターネットバンキング)による電子納付のサービス時間

通常期(1月1日~1月3日を除く。)

全日 0:00-24:00

共通納税の利用時間は、上記のサービス時間内で、かつ、ご利用の金融機関のシステム(ATM等やインターネットバンキング)が稼働している時間となります。

利用できる金融機関

共通納税を利用できる金融機関は、「共通納税対応金融機関」をご確認ください 。

ダイレクト方式を利用して納付する場合は、eLTAXへの口座登録及び金融機関での口座振替の審査が必要になります。ダイレクト方式の利用開始にあたっては、金融機関の審査に日数を要するため、ご注意ください。

利用できるクレジットカード

下記ブランドロゴが付帯されたものが利用できます。

ブランドロゴ

共通納税で使用可能な文字

共通納税では、使用可能な文字が一部異なりますのでご注意ください。

使用可能な文字が一部異なるのは、下記「納付・納入金額一覧」画面の「利用者名(カナ)」です。

「利用者名(カナ)」で使用可能な文字

すべて全角で入力してください。

数字 0123456789
英字 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
カナ アイウエオカキクケコサシスセソタチツテトナニヌネノハヒフヘホマミムメモヤユヨラリルレロワヲン
濁点半濁点 ゛゜
記号

¥,.「」()-/

  • 「‐」(全角ハイフン)は使用できません。
スペース

abcなどの英字小文字や、ャュョなどのカナ文字小文字は、使用できません。

「利用者名(漢字)」、「住所」で使用可能な文字

使用可能な文字は、文字セットJIS X 0208-1997の範囲の文字のうち、01区~08区(各種記号、英数字、かな)、16区~47区(JIS第一水準漢字)、48区~84区(JIS第二水準漢字)です。

領収書について

共通納税では領収書は発行されませんが、納付済みの確認メッセージや納付履歴が画面上で確認できます。

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